2009年8月31日:

こんにちは。名ばかり専務です。
最近の美容界の情報を少し…

 

「ヘアーカット代は300万円!ロンドンの美容院が話題!」(サーチナジャパン

人生相談や料理、はたまた日本式の指圧サービスがあるとのこと。
いやはや、それでも300万円とは…。
友達を連れてきたら、との友達は180万円とのこと…。
お客は、カットというサービスを買うのではなく、非日常的な時間を買うといったところですかね。
サービスの差別化といえば、差別化ですがねぇ。300万円とは…。

 

 

「美容院が”婚活”を応援」 (YOMIURI ONLINE)

「結婚を目指して活動する人たちにヘアスタイルで応援しようという”婚活カット”が登場…」

兵庫県の美容室「クラフト・ワークス」さんが始めたサービスで、カウンセリングを行い、希望の結婚相手に適した髪型に仕上げてくれるとの事だそうです。

話は急に変わりますが…
マーケッティングの考えに、「セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング」というものがあります。このあたりから、クラフト・ワークスさんの考えははっきりしているなぁと思います。

  1. セグメンテーション
    市場がどのような区分で分割(細分化)されるかを考えます。
    区分の方法としては…
      • 地理的要素 :エリア・人口密度・気候
      • 人口統計学的要素:年齢・性別・家族構成・職業
      • 心理学的要素 :社会階層・ライフスタイル・性格
      • 行動要素 :購買状況・使用頻度・使用者状態・ロイヤリティ

    などがあります。
    今回のセグメンテーションの分け方としては、年齢、社会階層、購買状況等で分けたのかなぁ、と思います。

  2.  ターゲティング
    上記セグメントに分けた市場に対し、サービスの対象や内容を考えます。
      • 無差別マーケティング(全てのセグメントを一様に対象)
      • 差別的マーケティング(セグメントごとに方針を変えて対応)
      • 集中的マーケティング(特定のセグメントを対象)
    今回のターゲティングとしては、特定のセグメントを対象とした集中的マーケティングかな?
    ただ、既存のお客もいるので、差別的マーケティングかも…。
     
  3. ポジショニング
    選定されたターゲットに対してコンセプトを明確にします。いわゆる、ターゲットに対してのサービスの差別化内容ということでしょうか。
    ということで、「婚活」を行っているセグメントに自社の美容室として婚活を応援するポジションに経つということでしょうか。

 

ちょっと視点を変えて、ニュースを見てみました。